キーボード選びは、タイピングやゲームプレイなど、日常のパソコン作業の快適さに直結するため非常に重要です。そんな中、注目を集めているのが、Keychronの超薄型ワイヤレスメカニカルキーボード「Keychron K3」です。この記事では、実際に使用してみた感想と共に、その特徴やメリット、そしてデメリットについて詳しく見ていきます。
購入したのは、「Keychron K3(V2) 87キー(日本語JIS配列)」です。
Keychron K3の特徴
スリムでスタイリッシュなデザイン
Keychron K3は、デザインに優れたキーボードとして知られています。高さがわずか22mmと超薄型で、持ち運びやすさに優れているため、どこでも快適に作業が可能です。アルミニウム製のフレームにより、耐久性が高く、使い心地も非常にしっかりしています。
デザインも好みで、グレーのシックな筐体に、オレンジのESCキーがいいアクセントになっています。キーバックライトを変更するキーのキャップもオレンジのものに変更可能です。
多機能対応:Bluetoothと有線接続
このキーボードは、Bluetooth 5.1に対応しており、最大3台のデバイスとペアリングが可能です。デバイス間の切り替えもスムーズで、切り替えにかかる時間はわずか数秒。さらに、付属のUSB-Cケーブルを使用して有線接続も可能なので、ワイヤレス環境に不安がある場合でも安心して使用できます。
個人的には、MacBookProのクラムシェル時の使い勝手を考えると、USB-Cでの有線接続が最強と思います。いずれにせよ両方使えるのがとても汎用性に優れていると思います。
オプティカルスイッチとメカニカルスイッチの選択肢
Keychron K3は、オプティカルスイッチとメカニカルスイッチの両方が選べます。オプティカルスイッチは、従来のメカニカルスイッチに比べて高速な反応性が特徴で、ゲーマーにとっては特に魅力的です。さらに、スイッチの寿命は最大7,000万回の打鍵に耐える仕様となっており、長期間にわたって信頼性の高いパフォーマンスを提供します。
このオプティカルスイッチが選択できるというのが、このキーボードを選んだ最大のポイントと思います。家電量販店で、たくさんのキーボードを試しましたが、このKeychron K3が、抜群に打鍵感がよかったです。
バッテリー寿命とバックライト機能
Keychron K3のバッテリーは、バックライトをオフにした状態で最大34時間使用可能です。バックライト機能は、白色の単色ライトと、RGBライトの2種類から選べます。視認性が高く、暗い場所での作業でも快適に使用できます。また、明るさの調整も容易に行えるため、使用環境に応じて最適な設定が可能です。
RGBのライトは、15種類のパターンから選べちゃいます。ものすごくカラフルなものから、動きのあるものまで様々です。好みに応じて選べるのがいいですね。私は、シンプルにタッチしたキーだけが光るものにしています。
Keychron K3に買い換えた理由
以前、私はロジクールの「MXメカニカルミニ」を使用していました。ロジクールのメカニカルキーボードは、質感や剛性感、そして打鍵感に優れており、多くのユーザーから高い評価を受けています。私も、その高品質なビルドとタイピングの心地よさに満足していました。
しかし、MXメカニカルミニには一つ大きな問題がありました。それは、キータッチの重さです。キーが少し重いため、長時間タイピングを続けると指に疲れが溜まり、作業効率が低下してしまうことがありました。仕事や趣味で一日に何時間もキーボードを使うため、この点がストレスになり、より軽いタッチのキーボードを探していたところ、Keychron K3に出会いました。
Keychron K3は、非常に軽いタッチが特徴で、長時間のタイピングでも指が疲れにくく、快適に作業が続けられる点が非常に魅力的です。デザインや機能性の高さに加え、タイピングのしやすさという面でも、買い替えて良かったと感じています。
Keychron K3の最大の欠点
JIS配列のカーソルキー配置の問題
Keychron K3の最大の欠点は、JIS配列を選んだ場合のカーソルキーの配置です。通常のキーボードに比べて、カーソルキーが1列に並んで配置されているため、頻繁にミスタッチが発生しやすくなっています。この問題は、特にタイピングスピードが速い人にとってはストレスとなり得ます。
ブラインドタッチのまま、カーソルを動かすのが困難です。US配列を選択した方がよかったんじゃないかと思うほどです。これについては、なんとか慣れようと頑張っていますが、導入して、一月以上経ちますが、まだ慣れていません・・・
他のキーボードとの比較
ロジクール MX KEYS miniとの比較
ロジクールの「MX KEYS mini」は、Keychron K3とは異なり、メカニカルではなくパンタグラフ方式を採用したキーボードです。この方式は、多くのノートPCで使われており、会社で使用しているノートPCと同様のタイピング感を家庭でも再現できる点が魅力的です。MX KEYS miniは、キーの反応が良く、タイピング時の感触も優れているため、ノートPCの使用感を重視する方にはぴったりです。
しかし、私がKeychron K3を選んだ理由は、やはり打鍵感を優先したためです。メカニカルスイッチの独特なクリック感や反応速度は、長時間のタイピング作業を快適にしてくれる要素です。また、Keychron K3の軽いキータッチは、長時間の使用でも指に負担がかかりにくい点で優れています。打鍵感を重視するユーザーにとっては、メカニカルキーボードであるKeychron K3が最適な選択となるでしょう。
まとめ
Keychron K3は、そのデザイン性、持ち運びやすさ、そして優れた機能性から、非常に魅力的なキーボードです。特に、デバイス間の切り替えが頻繁に行われるユーザーや、タイピングの感触を重視する人にはおすすめです。ただし、JIS配列のカーソルキーの配置には注意が必要です。もし、頻繁にカーソルキーを使用するのであれば、他のモデルも検討した方が良いかもしれません。
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