dカードGOLDをメインカードにしていましたが、ドコモ側の都合でカード番号が変わるらしいとの話を聞きました。クレジットカードの番号を変えるのはとても大変で、dカードGOLDのポイントも当初想定よりも、たまっていないこともあり、このたび「普通のdカード」にダウングレードしました。その際の手続きと、気づきについてみなさんに共有したいと思います。
ダウングレードを決断した理由
dカードGOLDは、以前は多くの特典やポイント還元が魅力的なクレジットカードでした。しかし、いくつかの要素に不満が募ったため、私は普通のdカードへダウングレードすることを決断しました。以下に、その主な理由を挙げます。
- カード番号の変更が避けられない
ドコモの都合により、来年以降にdカードGOLDのカード番号が変更される予定です。これに伴う手続きが煩雑であるため、どうせ手間がかかるならこの機会に普通のdカードへ変更しようと考えました。dカードをやめる選択肢もありましたが、携帯電話回線がドコモなので、年会費無料のdカードを持っておくことは無駄ではないと判断しました。 - 期待したほどのdポイントが貯まらない
dカードGOLDは、ドコモの利用料金に応じたdポイントの還元が魅力でした。しかし、実際に使ってみると、私の利用状況では思ったほどポイントが貯まらず、ポイントに関してはコストパフォーマンスが低いと感じました。当初は家族全員のドコモ利用料を考慮すると、年会費分のポイントは余裕でペイできると計算していましたが、実際には期待の3割程度しか貯まりませんでした。 - ahamoやirumoの低容量プランではポイント還元が実質ゼロ
上記の「ポイントが期待したほど貯まらない」という点に関連しますが、現在はahamoやirumoの低容量プランを利用すると、ポイント還元がほとんど受けられないというふうに規約が変更されています。これでは、dカードGOLDの年会費を支払うメリットが薄れてしまいます。 - 年会費の11,000円が負担
dカードGOLDの年会費は11,000円(税込)と高額です。ポイント還元や特典を最大限に活用できない現状では、この年会費が重荷です。dカードは特典が減りますが、年会費は無料です。
ダウングレードの方法
dカードGOLDから普通のdカードへのダウングレードは、オンラインで非常に簡単に行うことができます。ドコモの公式ウェブサイトから手続きを進めることで、1時間以内に切り替えが完了しました。
当初調べた情報では、オンラインで申し込むと別途書類が送られてきて、それを返送する形になると聞いていましたが、SMSで送られてきた情報からオンラインでの処理が可能でした。
切り替えに当たって、スムーズと感じた点
懸念していた点で、意外にスムーズだった点は以下の通りです。
ドコモの料金支払いはシームレスに切り替わる
ドコモの携帯料金などの支払いは、新しいdカード(正確には新しいdカードに紐付くiDカード)に自動的に切り替わります。このプロセスは非常にスムーズで、特に何も手続きをする必要がありませんでした。
dカードアプリの切り替えも即座に対応
dカードアプリも、新しいdカードにすぐに対応しました。旧dカードGOLDの明細は別のリンクから確認できるため、過去の利用状況も確認できました。
d払いも新しいdカードに自動的に切り替え
d払いに設定していたdカードも、自動的に新しいdカードに切り替わりました。この点についても特に手間がかかることはありませんでした。家族分のd払いカードも自動で切り替わりました。
dポイントは無事に引き継がれる
心配だったdポイントも、新しいdカードに問題なく引き継がれ、この点については特に問題はありませんでした。
切り替えに当たっての注意事項
ダウングレードに伴い、気になる点や注意すべきポイントがいくつかありましたので、以下にまとめます。
家族カードは引き継がれるが、作らない選択肢がない
dカードGOLDで発行していた家族カードは、そのまま普通のdカードでも引き継がれます。しかし、家族カードを作らないという選択肢がないため、この点は少し不便に感じました。
dポイントアプリの再ログインが必要
dポイントアプリに関しては、一度dアカウントからログアウトし、再度ログインする必要がありました。この手続きが完了すると、引き続きdポイントを利用することができました。
ドコモ以外の支払い方法は手動で変更が必要
ドコモ以外の支払いにdカードGOLDを利用していた場合は、手動で新しいdカードに切り替える必要があります。これは少し手間がかかる部分です。これは、dカードに限らず、カードを切り替えるときに必要な作業となります。
ゴールド特典はなくなる
こちらも、ゴールドではなくなるので当たり前の話ですが、私が利用していたゴールド特典と言えば、空港ラウンジの利用でした。ただし、こちらについては、イオンカードGOLDを所有しているので、代替手段がありました。
また、手厚い海外旅行保険や、ドコモのスマホ補償などもなくなりますが、もともと利用していないので、問題ありません。これらを利用している方は、ダウングレードを思いとどまった方がよいかもしれません。
まとめ
dカードGOLDから普通のdカードへのダウングレードは、私にとっては正しい選択でした。オンラインでの手続きも簡単で、心配していたdポイントの引き継ぎもスムーズに行われました。もし、あなたもdカードGOLDの年会費やポイント還元に対して疑問を感じているなら、ダウングレードを検討してみても良いかもしれません。
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