2024年9月10日、待ちに待ったiPhone 16シリーズが発表されました!ここ数年、iPhoneの進化は停滞気味と感じていた方も多いのではないでしょうか。私もその一人でしたが、今回の発表は例年以上に目が離せません。特に、iPhone 13からの買い替えを検討中の身としては、無印モデルとProモデルのどちらを選ぶか悩んでいるところです。
皆さんはどちらを選びますか?
今回は、多くのユーザーが気になっているであろうカメラ機能に焦点を当て、無印モデルとProモデルのスペックを徹底比較してみました。Appleの公式サイトを参考に、作成した比較表もご紹介します。
機能 | iPhone16 | iPhone16 Pro |
---|---|---|
メインカメラ | 48MP Fusion | 48MP Fusion |
26mm、ƒ/1.6 | 24mm、ƒ/1.78 | |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 | 第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正 | |
100% Focus Pixels | 100% Focus Pixels | |
超広角カメラ | 12MP | 48MP |
13mm、ƒ/2.2 | 13mm、ƒ/2.2 | |
120°視野角 | 120°視野角 | |
マクロ撮影 | 超高解像度マクロ撮影 | |
望遠カメラ | 12MP | 12MP(2 or 5倍) |
52mm、ƒ/1.6 | 52mm、ƒ/1.6 or 120mm、ƒ/2.8 | |
2倍光学ズーム | 2倍、5倍光学ズーム | |
ビデオ | 4K Dolby Vision HDR (最大60fps) | 4K Dolby Vision HDR (最大120fps) |
– | ProRes (最大4K、120fps) | |
シネマティックモード | シネマティックモード | |
アクションモード | アクションモード | |
空間ビデオ | 空間ビデオ | |
その他 | Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5、ナイトモード、ポートレートモード、マクロ写真 | Photonic Engine、Deep Fusion、スマートHDR 5、ナイトモード、ポートレートモード、マクロ写真、LiDARスキャナ、ProRAW、Logビデオ |
上記の比較表を見て、「スペックはProモデルの方が上なのは分かるけど、実際にどれくらい違うの?」と感じた方もいるでしょう。そこで、各スペックがどのような撮影シーンで活きるのか、具体的な例を挙げて解説していきます。
- 48MPセンサー: より高解像度の美しい写真を撮影可能。12MPに比べてトリミング耐性に優れます。撮影後にトリミングしてフレーミングを整えた際に、画質の劣化が少ないのがメリット。無印iPhoneは、超広角カメラが12MPで、Proが48MP。マクロ(接写)撮影時の解像度にも差が出そうです。
- LiDARスキャナ: ポートレートモードの精度向上、暗い場所でのオートフォーカス速度向上に貢献。
- 5倍光学ズーム: 遠くの被写体を大きく捉えたい場合に便利。スポーツイベントや背景を自然にぼかした作品も撮ることが可能です。
- プロRAWモード: RAW現像でより高度な編集が可能。
- ProRes:動画編集の自由度が大幅に向上。
- Logビデオ:Logはプロの映像制作に使われる映像の収録方式で、ダイナミックレンジが広く、色編集の自由度が高い方式
無印iPhoneか、Proモデルかを選ぶに当たっては、上記の機能を必要とするかどうかに、依存しそうです。iPhone16シリーズの目玉機能である、カメラコントロールボタンは、どちらのモデルにも搭載されているので、よりカメラ的な使い方が期待できます。
ちなみに、私が持っているiPhone13は、メインカメラ12MP、超広角カメラ12MPですので、iPhone16にするだけで、かなりのバージョンアップが見込めます。
どちらを選ぶべきか?
どちらのモデルを選ぶかは、個人の撮影スタイルや重視する点によって大きく変わってきます。
- 高画質を求める方: Proモデルがおすすめ。特に、ポートレート撮影やマクロ撮影をよくする方、RAW現像で写真を編集したい方には最適です。
- 動画撮影をよくする方: Proモデルがおすすめ。プロレス機能により、よりクリエイティブな動画制作が楽しめます。
- 気軽に写真を撮りたい方: 無印モデルでも十分に高画質な写真が撮影できます。
メインカメラの画角が、無印iPhoneが26mm相当で、Proが24mm相当という点も、意外と得られる写真に差があるとおもいますが、スナップ用途であれば気にならないかもしれません。
これらの情報が参考になれば幸いです。
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