Appleから最新のiOS18ベータ版(2024年7月27日現在、beta4)がリリースされました。このバージョンでは、ホーム画面のカスタマイズ性の向上やアプリのロック機能など、多くの新機能が導入されています。特に注目すべきはAIとの融合ですが、残念ながらベータ版ではまだ試すことができません。
この記事では、iOS18ベータ版で試せる新機能について、気になる機能を紹介していきます。Appleがどのようにユーザーエクスペリエンスを向上させようとしているのか、その一端を垣間見ることができるでしょう。
ホーム画面のカスタマイズ
iOS18では、ホーム画面のカスタマイズ機能が大幅に強化されました。ユーザーはホーム画面のカラーテーマを自由に変更できるようになり、自分の好みに合わせた外観を簡単に設定できます。これにより、デバイスの個性をより表現できるようになりました。
ダークモードに設定:アイコンの背景が黒くなります。
色合い調整で、赤っぽく設定:見やすいかどうかは別として、カスタマイズ性が大きく向上しています。
また、アイコンを置く位置の自由度も向上し、より柔軟なレイアウトが可能になっています。これまでのように固定されたグリッドに縛られることなく、アイコンを自由に配置できるので、使い勝手が大きく向上しました。アイコンを自由に配置できるメリットは、大きな画面において、片手で指が届かないようなときに、よく使うアプリを下の方に配置することができるので、利便性が向上することが期待されます。
アプリのロック機能
iOS18では、プライバシー保護のために新しいアプリのロック機能が導入されました。この機能により、特定のアプリをロックして、他人が簡単にアクセスできないようにすることができます。例えば、メッセージングアプリや写真アプリをロックしておくことで、他人に見られたくない情報を保護することができます。アプリによっては、アプリ自体を非表示にすることができます。見られたくないアプリを非表示にすることで、プライバシー保護することができます。FaceIDかパスコードでロックをかけることができます。
個人的には非常にうれしい機能です!
ロック手順
- ホーム画面で任意のアプリをロングタップする。
- 「パスコードを必要とする」をタップする(FaceID設定時にはFaceIDと出るはず)
- 確認画面で、承認する。
アプリによって、非表示にできるものとできないものがあるようです。
非表示になったアプリは、非表示フォルダに格納されて、そこから起動や非表示解除ができます。
電卓アプリの進化
電卓アプリも大きく進化しています。特に、面白いと思ったのが、手書きメモ電卓です。画面上に数式を書くことによって、計算結果が表示されます。実用性があるかどうかは、さておき、近未来な感覚を味わえます。
白い文字が、手で書いた部分で、イコールを書くと、答えがオレンジ色で表示されます。表示フォントも、自分の文字のテイストとなるのも細かい演出ですね。以下のように%の計算もできました。
写真アプリの大幅リニューアル
iOS18の写真アプリは大幅にリニューアルされ、多くの新機能が追加されました。まず、ユーザーインターフェースが一新され、より直感的で使いやすくなりました。新しいレイアウトとデザインにより、写真の閲覧や整理がさらに快適になっています。
特に注目すべき新機能は以下の通りです:
- 高度な検索機能:写真内の人物、場所、オブジェクトをAIが自動認識し、検索がより精度高く行えるようになりました。
- 自動アルバム作成:イベントや場所ごと、人やペットに紐付けて自動でアルバムが作成されるため、写真の整理が楽になります。
これらの新機能により、写真アプリの使い勝手が大幅に向上し、日常的に写真を多く撮るユーザーにとって非常に便利です。
コメント