Keychron B1 Pro レビュー:コストパフォーマンスと使い勝手を両立したコンパクトキーボード

ガジェットレビュー

はじめに

新しい仕事で、クライアントから貸与されたPCがあまりに古く、特にキーボードの打ち心地が悪かったため、効率的な作業をするために自前でキーボードを準備することにしました。今回選んだのは「Keychron B1 Pro」。試用はせず、デザインと価格、そして以前から自宅で使用していたKeychronキーボードに対する信頼感から、間違いないだろうと判断して購入しました。

このキーボードを実際に使ってみて、特に気に入った点を中心に、Keychron B1 Proの特徴や使い心地について詳しくレビューします。

コンパクトなサイズで効率的にデスクスペースを活用

Keychron B1 Proの一番の魅力は、何と言ってもそのコンパクトなサイズです。テンキーレス(TKL)デザインのため、フルサイズのキーボードよりもスペースを取らず、狭いデスク環境でも快適に使えます。テンキーがない分、マウスとの距離が近くなり、手の移動距離が短縮されるので、作業効率が向上します。

また、このサイズ感にもかかわらず、キーの配置やキーピッチは標準的で、フルサイズキーボードに劣らない快適なタイピングが可能です。特に狭いスペースやミニマルなデスク環境を求めるユーザーには非常に適しており、ノートPCや外付けモニターとの相性も抜群です。さらに、軽量設計で持ち運びにも適しているため、カフェやコワーキングスペースでの作業にも便利です。

洗練されたシンプルなデザイン

Keychron B1 Proのデザインも大きな魅力です。シンプルでありながら、モダンな美しさを持っており、LogicoolのMX KEYS miniに似た雰囲気を感じます。特に、私が購入したホワイトモデルは、控えめで落ち着いた色合いが特徴で、デスク周りのインテリアに自然と溶け込みます。フレームデザインも無駄がなく、すっきりとしているため、机上の見栄えを気にする方にとっては大きなポイントでしょう。

実は、ブラックモデルを希望していたのですが、売り切れていたためホワイトを選びました。しかし、結果的にホワイトモデルのデザインも気に入っており、特に作業中に机上が明るく感じるところが良いと感じています。付属しているケーブルも白色ですが、ケーブルは自分の好みで別のものを使用しています。

価格以上のクオリティ:優れたコストパフォーマンス

ガジェットを選ぶ際、価格と性能のバランスは非常に重要です。Keychron B1 Proは、約6,900円というリーズナブルな価格設定ながらも、品質や使い勝手に妥協はありません。打鍵感も満足度が高く、しっかりとしたフィードバックがありながら、打鍵音が非常に静かなので、オフィスやカフェなど、静かな環境でも気にせず使用できます。

購入して、2週間程度、会社で使用していますが、期待に違わず、良好なタイピング感覚と、優れた静音性で1万円以上のキーボードにも引けを取らない感触です。

さらに、外観も上位機種と見間違えるほど高級感があり、価格を超えた品質を実感できます。「高品質なキーボードが欲しいけれど、予算は抑えたい」という方にとって、Keychron B1 Proは非常に理想的な選択肢だと言えるでしょう。

高度なカスタマイズ性:ZMK & Launcherによる自在な設定

Keychron B1 Proは、カスタマイズの幅広さも大きな特徴の一つです。専用のKeychron Launcherウェブアプリを使えば、各キーの機能を簡単にカスタマイズでき、自分好みの操作感に仕上げることが可能です。また、PCに依存せず、キーボード自体に設定を保存できるため、異なるPCに接続しても同じ設定で使用できるのが便利です。

カスタマイズの自由度が非常に高いため、キーのレイアウトや機能を自分の作業スタイルに合わせて変更することができ、仕事の効率を最大限に引き出すことができます。まだ使い始めたばかりですが、これからさらに使い込んで、自分に合った最適な設定を見つけていくのが楽しみです。

総評:Keychron B1 Proは「買い」か?

Keychron B1 Proは、コンパクトなサイズ感、洗練されたデザイン、そして価格以上のクオリティと、全体的にバランスの取れた優れたキーボードです。特に、ミニマルなデスク環境を整えたい方や、限られた予算内で高級感のあるキーボードを探している方にとって、非常におすすめのモデルです。

良い点:

  • デスクスペースを有効活用できるコンパクトサイズ
  • シンプルかつモダンな洗練されたデザイン
  • 価格を超える高品質な打鍵感
  • 多機能で高いカスタマイズ性

気になる点:

  • 角度調整ができないため、若干フラットに感じることがある
  • デザインがLogicool MX KEYS miniに似ているため、独自性を求める方には物足りないかもしれない

ただし、これらの欠点は全体のクオリティを大きく損なうものではなく、むしろこの価格帯でこれだけの完成度を実現している点を評価すべきです。Keychron B1 Proは、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって、間違いなく「買い」の製品です。

シリコン製の半透明カバーが付属しており、カバーをつけたままでも使用可能です。汚れが気になる方はこのカバーを使うと良いでしょう。私は個人的にカバーを使わない方が自然な感じで好みです。また、キーボード上部にはWindows/Macの切り替えスイッチや、Bluetoothと有線接続の切り替えスイッチがあり、非常に便利です。

最後に、Keychron B1 ProはUSレイアウトとJISレイアウトの2種類があり、自分の使いやすい方を選べる点も魅力です。この価格帯でこれほど優れたバランスを持つキーボードは少ないため、購入を検討している方はぜひ試してみる価値があると思います。

付属品は、USB-Cケーブル、USB-Aアダプタ、2.4GHzのレシーバも付属するのもうれしい。

自宅で使っているのは、Keychron K3ですが、カーソルキーが難点でしたが、こちらのキーボードはちゃんとしたカーソルキーなのもGood。

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