コンパクトなタブレットといえば iPad mini が定番ですが、その価格は約10万円と手軽に試せるものではありません。そこで、 5分の1の価格 で手に入る Xiaomi Redmi Pad SE 8.7 が、どこまで iPad mini に迫れるのかを検証しました。また、 Amazon Fire HD 8 との比較も交えつつ、その実力を探ります。

スペック比較
まず、iPad miniとRedmi Pad SE 8.7のスペック比較をしてみましょう(セルラーモデルで比較)。
項目 | iPad mini (A17 Pro) | Redmi Pad SE 8.7 4G |
---|---|---|
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retina (2266×1488, 326ppi) | 8.7インチ IPS液晶 (1340×800, HD+) |
プロセッサ | A17 Pro (6コアCPU, 5コアGPU) | MediaTek Helio G85 (オクタコア) |
メモリ/ストレージ | 8GB / 128GB, 256GB, 512GB | 4GB / 64GB (最大2TB microSD対応) |
バッテリー | 非公開 | 6650mAh (18W急速充電対応) |
OS | iPadOS 18 | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) |
カメラ | リア: 広角1200万画素 / フロント: 広角1200万画素 | リア: 800万画素 / フロント: 500万画素 |
サイズ(縦、横、厚さ) | 195.4 × 134.8 × 6.3 mm | 211.58 × 125.48 × 8.8 mm |
重量 | セルラーモデル: 297g | 375g |
通信 | Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3, eSIM対応 | Wi-Fi 5, Bluetooth 5.3, NanoSIM×2 |
価格 | 104,800円~ | 19,980円~ ※ |
※Xiaomi公式サイトで3,000円のクーポンが適用できることがあり、16,980円で購入できます。
Amazonでは、2025/03/17現在、入荷待ちです。
サイズは、iPad mini のほうが若干、縦が短く横長です。わたしは初代iPad mini(縦が200mm程度)しか持っていないですが、比較の参考に掲載します(左がiPad mini)。比較するとRedmi Padのほうが、大分細長い印象です。

Redmi Pad SE 8.7 4G の特定用途での実力
実際に、入手してみてのインプレッションを紹介します。
電子書籍ビューアーとしての使い勝手
タブレットを使う場面として、まず 電子書籍の閲覧 が挙げられます。 Redmi Pad SE 8.7の8.7インチのディスプレイ は電子書籍の閲覧に十分なサイズ感で、漫画や雑誌も快適に読めます。
画面の解像度は iPad mini(2266×1488)と比べて劣りますが、 小説や漫画を読む程度なら気にならないレベル です。
高精細な写真や4K動画などを頻繁に見なければ、実用性に問題ないと考えます。
音楽鑑賞:Apple Music も快適動作
Redmi Pad SE 8.7 では Apple Music もストレスなく動作し、LDAC対応のワイヤレスイヤホンを使えばハイレゾ再生も可能です。
音楽を楽しむ用途なら、十分満足できる性能を備えています。iPad miniは、OSレベルでAACまでしか対応していないので、この点はRedmi Pad SE 8.7にアドバンテージがあります。
ブラウザや動画視聴のビューアーとして
Webブラウジングや動画視聴にも問題なく使えます。
YouTubeなどのストリーミングアプリはスムーズに動作し、8.7インチのサイズ感は手軽なエンタメ端末としてピッタリです。
また、Androidのアプリがそのまま動くため、画面サイズの大きい端末として有用です(特に老眼のある方にはうれしい)。iPad miniはタブレットモードで動き、すべてのアプリがタブレットモードに対応している訳ではないため、Redmi Pad SE 8.7にとっては、ここもうれしいポイントとなります。
Redmi Pad SE 8.7 4G の弱点:iPad mini には及ばない点
- 画面の解像度が低い
- iPad mini(2266×1488)に対し、Redmi Pad SE 8.7 は 低解像度(1340×800)。
→とはいえ、8インチクラスのタブレットでは極端な違いを感じにくい かもしれません。
- iPad mini(2266×1488)に対し、Redmi Pad SE 8.7 は 低解像度(1340×800)。
- マルチタスクの処理能力が低い
- 最新のiPad mini は A17 Pro チップ を搭載し、iPadOSにも最適化されていて、マルチタスクでもサクサク動作します。一方、Redmi Pad SE 8.7 は ローエンドのチップセットのため、そこまでサクサクは動きません。シングルタスクであればいけるレベルです。
- 「1つのアプリを快適に使う」用途なら問題なし ですが、複数アプリを同時に使うのは厳しいでしょう。
- カメラや軽量性では劣る
- タブレットでのカメラ使用頻度は高くないとはいえ、 iPad mini のカメラ性能には及ばず。
- また、iPad mini(295g)に対し、Redmi Pad SE 8.7(約375g)は やや重め。
基本的には、全方位的にスペックではRedmi Pad SE 8.7は負けてしまいます。それは「価格」を考慮しない場合の話。10万円 vs 2万円以下という価格差を考えれば、このスペック差は十分に割り切れる範囲 です。
Amazon Fire HD 8 と比較:Google Play の有無が決定打
コスパ最強といえば、Amazon Fire HD 8 も忘れてはいけません。最安モデルなら 約1.5万円 と、さらに手頃な価格で購入できます。
項目 | iPad mini (A17 Pro) | Redmi Pad SE 8.7 | Fire HD 8 (2024) |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retina (2266×1488, 326ppi) | 8.7インチ IPS液晶 (1340×800, HD+) | 8インチ IPS液晶 (1280×800, 189ppi) |
プロセッサ | A17 Pro (6コアCPU, 5コアGPU) | MediaTek Helio G85 (オクタコア) | MediaTek MT8169A (ヘキサコア, 2GHz) |
メモリ/ストレージ | 8GB / 128GB, 256GB, 512GB | 4GB / 64GB (最大2TB microSD対応) | 3GB/32GB、4GB/64GB (最大1TB microSD対応) |
バッテリー | 非公開 | 6650mAh (18W急速充電対応) | 最大13時間駆動 |
OS | iPadOS 18 | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) | Fire OS 8(Android 11ベース) |
カメラ | リア: 広角1200万画素 / フロント: 広角1200万画素 | リア: 800万画素 / フロント: 500万画素 | リア: 500万画素 / フロント: 200万画素 |
サイズ | 195.4 × 134.8 × 6.3 mm | 211.58 × 125.48 × 8.8 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm |
重量 | Wi-Fiモデル: 293g | 375g | 約337g |
通信 | Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 5, Bluetooth 5.3 | Wi-Fi a/b/g/n/ac, Bluetooth 5.2 |
価格(Wi-Fiモデル) | 約78,800円~ | 約16,980円~ | 約15,980円~ |
しかし、Fire HD 8 には 大きな制約 があります。
- Google Play が非対応
- Fire HD 8 は Fire OS(Android 11 ベース) を採用。
- Amazonのサービスに最適化されている反面、Google Play を公式には使えない のが大きなデメリット。
- 追加の手間をかければ Google Play を導入できますが、あくまで非公式な方法。
- セルラーモデルが選べない
- Fire HD 8 は Wi-Fiモデルのみ。
- 一方、Redmi Pad SE 8.7 は セルラーモデルも選べる ので、外出先でも使いやすい。
この2点を考えると、 Redmi Pad SE 8.7 の方が汎用性が高く、Google Play を活用したい人には圧倒的に有利 です。
結論:Redmi Pad SE 8.7 4G は「最初の1台」に最適なタブレット
価格を考えれば、Redmi Pad SE 8.7 は 驚異的なコストパフォーマンス を持つタブレットです。
iPad mini のWi-Fiモデルとセルラーモデルの差分で、買えちゃいます。ちょっと笑ってしまいます。
✅ iPad mini の5分の1の価格で、電子書籍・音楽・動画視聴には十分な性能
✅ Google Play が使えるため、Fire HD 8 よりも自由度が高い
✅ セルラーモデルも選べるので、外出先でも活用可能
もちろん、高解像度のディスプレイやマルチタスク性能を求めるなら iPad mini がベスト ですが、 「最初の1台」「サブ機」「Androidタブレットを試してみたい人」には、Redmi Pad SE 8.7が圧倒的におすすめ です。

寝ながら使うとき等、細長いボディがちょっと持ちづらいため、純正のハンドストラップつきのカバーがオススメです!スタンドにもなる優れもの。
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